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【生後0ヶ月.26】赤ちゃんを一晩寝かしつけることの大変さを体験した

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 奥さんが熱を出してしまってダウンしているので、奥さんに代わって一晩子どもを寝かしつけることにしました。まだ病気の原因もわからなかったときだし、一緒の部屋で寝ていたらゆっくり寝られないと思い、奥さんには別の部屋で寝てもらい、初めて子どもと一緒に二人っきりで寝ることになりましたが、本当に大変で奥さんのがんばりがわかりました。

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 現在うちの奥さんは家から車で20分くらいのところにある、奥さんの実家に里帰りしていて、奥さんがダウンしても、お義父さんとお義母さんが子どもの面倒を見てくれますが、夜の寝かしつけをお願いするのは申し訳ないし、なるべく自分たちで子どものことは面倒みて、迷惑をかけたくないと思い、奥さんの実家に行き、その日は夜子どもと2人で寝ることにしました。

 

・午後9時 寝かしつけ開始

 いつものサイクルだと「6時お風呂」→「寝る」→「9時起きる」→「授乳」→「寝る」というサイクルだそうで、9時になって授乳もしてもらったので、寝かしつけを始めました。

 ちょくちょく抱いてあやしているので、抱くのとあやすのは慣れています。いつものように左手で抱え込みながら、右手でおしりを支えて、背中を軽く「ぽんっ、ぽんっ」と叩いていると、そのうち眠たくなったのか目を閉じたのでそっとベビーベッドにおいたら、そのまま寝てしまいました。

 「な〜んだ、結構簡単に寝るんだな」

なんて思って、奥さんに長期戦だから寝られるうちに寝ときなよと言われたので、子どもが寝たのを確認して、自分も寝ました。

 

・午前0時 授乳タイム

 午前0時くらいに子どものぐずり声で起きました。ぐずぐず言っていたので、「起きるかな〜」と思って見ていたら案の定泣き始めたので、奥さんを呼んで授乳してもらうために来てもらいました。授乳中は大人しく飲んでいました。奥さんの体調もまだ良くないので、授乳が終わったら部屋に戻ってもらい、次の授乳時間の目安は3時だけど、大変そうだったので、後はミルクでなんとかするから、そのまま気にせず寝てもらうように言いました。

 子どもを抱いてあやしていると、おっぱいを飲んで満足したのか、うとうとし始めたので、以外と寝かしつけも簡単かもと思っていたら、この後、本当に大変でした。

 

・午前1時 全然寝ない

 0時に授乳が終わったあと、すぐに寝るのかなと思っていたのですが、全然寝ません。うとうと〜っとしてきたので、ゆっくりとベッドに寝かそうとするのですが、ベッドに置くと泣き始めてしまうので、急いでまた抱っこして立ってゆるゆら揺らしながらあやします。そして、あやしているうちに段々とうとうとしてきたので、今度はさっきの様に途中で起きないようにしっかりと目をつぶって寝ているか確認してから、そ〜っと気が付かれないようにベッドに寝かそうとしますが、ベッドに寝かすと起きてしまいます。

 ぜんぜん寝ない、、、

 これは長期戦になるかもと思いベビービョルンのベビーキャリアを使って抱っこしながらあやすのですが、自分は楽になったのですが、今度はぜんぜん寝てくれなくて目がぱっちりしてしまいました。

 う〜ん、、、困った、、、

何やってもぐずってしまい、結局もとの横抱きにしてずっとベビーベッドの間をあやしながらくるくると回っていました。

 部屋の電気は豆電球だけついていますが、その明かりがいけないのかと思い、豆球も消して真っ暗にしようと思いましたが、真っ暗にすると子どもが目を開けているのか、閉じているのかもわからなく、結局、また豆球をつけることにしました。

 

・午前2時 まだ寝ない

 まだまだ全然寝ません。ベッドにおけば起きて泣いてしまうし、困ったことになりました。腕は痛いし、腰は痛いし、でも緊張しているのか以外と眠たくはありませんでした。

 結局、午前2時40分くらいで奥さんが別の部屋からメールをくれて、寝ないようだったらミルクをあげて良いという許可が出ました。

 とりあえず、子どもをベッドにおいて泣いている放置して、沸かして80度で保温していたポットのお湯を40ml分のミルクを入れた哺乳瓶に注ごうと思ってボタンを押しましたが、暗くてボタンを間違えてしまい、再沸騰に設定されて焦りました。再沸騰でお湯が湧くと大きなメロディが流れてうるさいですし、沸騰の音もうるさく、子どもがさらに泣いて興奮してしまうので、焦りました。

 暗くて、子どもが泣いている中で、なんとかミルクを作ることができて、飲ませると勢い良くミルクを飲み、あっという間に40mlなくなってしまいました。その後、あやしても寝ないので、奥さんからもう20ml飲ませてみたら? というメールがきたので、その後20ml追加して飲ませてみました。

 

・午前3時 やっと寝られるか?

 3時過ぎてミルクも飲んだので、多少は落ち着いたようですが、それでもなかなか寝てくれません。しかし、さっき立って抱えて歩きながらあやしていたので、もう体が痛いです。

 結局、立ってあやすのはやめて、ベッドに腰掛けてあやすことにしました。さっき、結構泣いたからなのか、以外と静かでした。その後、20分くらいたってちゃんと寝たのを確認して、静かに、丁寧に、ゆっくりとベッドに下ろしたら、なんとか寝てくれました。

 結局、寝たのは3時30分くらいでした。

 やっと寝たと思って自分も寝ようと思うのですが、子どもの寝言なのか、フガフガ言っていて、せっかく寝かせたのに、起きるかもしれないと思って気になってなかなか眠れません。しかも、さっきまで立ってあやしていたので、腰が痛くてそれも気になって眠れません。

 うとうとしていると、遠くから新聞配達のバイクの音が近づいてきました。しかも、その音に反応してせっかく寝た子どもが「ふがっ」と反応しました。

 「起きませんよ〜に」と心の中でお願いをして、バイクが過ぎ去るのを待ちましたが、なんとか起きずにバイクは去って行きました。新聞配達のバイクにあんなにイライラしたのは初めてです。

 多分、4時過ぎくらいにやっと自分も寝ることが出来ました。

 

・午前6時 ミルクタイム

 3時間起きくらいに目が覚めるようで、6時過ぎに子どもがグズグズ言い始めたので起きてミルクを作り始めたら、泣き始めました。

 その後、ミルクを60ml与えて少しあやすと寝てくれました。

 また長期戦になるかもと覚悟していましたが、以外と簡単に寝てくれて安心しました。

 

・午前9時 終了

 午前9時にまた子どものぐずりで起きました。奥さんも起きてきたので、子どもを渡して授乳してもらいました。ゆっくり寝て少しは楽になったようです。

 これで、初めての1人での寝かしつけは終了しました。

 

・感想

 かなり疲れました。世のお母さん方は毎日こんな生活をしているのかと思うと頭が下がります。子どもって自分の計画どおりには寝てくれないですね。

 ある本に、子育ては、子どもの世話を通じて、世の中には思い通りにならないこともあるということを、改めて大人に気が付かせてくれる機会だと書いてありましたが、まさしくその通りだと思いました。

 どうやっても寝てくれないので、最後には立ってあやすのを辞めましたが、今回、常に全力で子育てをしていると体が持たないということもわかりました。子育ては何年にも渡ってするもので、超長期戦になるので、程よく手を抜くことが大切なんだと気が付きました。

 今回の寝かしつけをしてみて、奥さんの大変さがわかり、感謝の気持ちが生まれました。それと、子どもと一晩一緒にいることで、自分の大きな自信にもつながりましたし、子育ての1つの達成感を得ることもできました。また、自分の子どもの頃はこうやって家族に寝かしつけてもらっていたと思うと感謝の気持ちが生まれました。

 いろいろな気付きもあり、今回奥さんの体調不良により寝かしつけを交替しましたが、やってみてよかったです。子どもが生まれたら、ぜひ一度体験してみることをオススメします。

 ちなみにこの記事、母親にとっては普通のことなんですね。

 やっぱり母は強しです。

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