産後クライシスをテーマにしたドラマ「残念な夫」。第1話から見てます。
今回の第3話は早期教育がテーマでした。
今回もいろいろと考えさせられることがあり、なかなかおもしろかったです。
◆第3話の内容
主人公の玉木宏が仕事でお客さんに子どもは早期教育が大切と言われて、早期教育に目覚める回でした。早期教育に目覚めるけど、日常の育児はしてくれない夫に腹が立ってストレスが溜まる奥さんですが、最終的には二人で話をしてお互いの考えをぶつけあって、最終的に子どもの名前につけた育児の思いを思い出すという話でした。
◆早期教育は本当に良いのか?
早期教育が天才を産むとかたまに聞きますが、個人的にはあまり関心がないです。教育は大切ですが、子どもの頃には他にも家族との信頼を築いたり、コミュニケーションを覚えたりと必要なことはたくさんあると思ってます。
教育して勉強していい学校に入れば絶対に幸せになれるかというとそうとも限りません。
東大に入ってもその後の人生に思い悩む人もいますし、中卒でも会社を立ち上げて人生を楽しく有意義に生きている人も知っています。勉強をすれば絶対に幸せになれるという補償がないのに、勉強ばかりを押し付けてしまうと、将来それが通用しない場所に行った時に自分の考えで行動が出来なくなってしまうような気がします。
子どもへの教育だけが生きがいになって子どもに過度なプレッシャーをかけてしまう親もいるかもしれません。今回出てきたある家庭のお父さんはそんな感じになっていました。
子どものためと言いながら、子どもは本当にそれを望んでいるのか? もし子どもが話ができるような年齢になったら、子ども自身に勉強してその先にあるものを教えて自分で考えさせて、一緒に子どもの将来について話し合ってみたいと思っています。
親の考えや行動が子どもに及ぼす影響は大きいとは思いますが、過剰に押し付けるのは我が家ではしたくないなと感じました。