最近、うちの奥さんがぼくにこの方法を試したのですが、まんまと罠にかかってしまいました。
無理やり説得するよりも効果がありますし、結構いろんなことに応用がきく方法だと思うので、知っておいて損はないと思います。
我が家はこれで奥さんの欲しかった食器を購入することになりました。
◆興味を持ってもらいたい情報を置いておく
この方法はNHK教育の「すくすく子育て」で教えてもらったようです。あるイクメンのサッカー選手が、最初はぜんぜん育児をしなかったけど、ある日、机の上に育児雑誌が置かれていて、手にとって読んでみたら産後クライシスのことなどが書かれていたり、育児に関する記事が書かれていたりして、育児に興味を持つようになったようです。
我が家は奥さんが食器を買うためにこの手法をこっそり使っていました。
ぼくは植菌なんていつか割れるものだし、高い食器を買ったらこわごわ使わないといけなくなると思っていたので、高い食器を買うのに反対で、食器はイケアか無印くらいがちょうど良いと思っていて、奥さんが欲しい「ittala(イッタラ)」という北欧の食器を買うのに乗り気ではありませんでした。
しかし、ある日、夕食ができるまでの間にたまたまテーブルの上に置かれていたインテリアの本を読んでいたらだんだんかっこいい食器を買っても良いと思えてきました。
その本は奥さんが図書館で借りてきた本で、ぼくが手に取るようにソファの上やテーブルの上に適当に置いておいたそうです。インテリアの本を読んでいると、「良い食器は生活を豊かにしてくれる」とか「良い食器はなかなか壊れない」とか「毎日使うものだから良いものを使いたい」とか書かれていて、きれいな写真とともに見ていたらだんだんとぼくも買っても良いんじゃないかと思えてきて、結局iittalaのお皿を何枚か揃えて買いました。
◆ちょっとした時間に読める場所に
ソファの周りやテーブルの上など、ちょっと間が開いた時についつい手にとってしまうような場所がいいと思います。あまりにわざとらしいとバレるかもしれないので、さりげなく。
トイレに本を置く家ならトイレにおいても良いかもしれません。
見て欲しい記事やページを開いておくと、言いたいことがダイレクトに伝わるかもしれません。
ぼくが単純なだけかもしれないですが、この方法は効くと思います。「なんでやってくれないの?」という様に追い詰めるようなやり方をすると男ってプライドが高いので反発すると思います。それよりはこんな感じにそっと提案するような方法が良いかもしれません。