久しぶりの子どもイベントです。
生後100日のお食い初め以来のイベントで「初誕生祝い」というらしいです。このときには子どもに一升のお餅を背負わせるという行事があるので、おじいちゃんおばあちゃんの家に行き、みんなでやってみました。
◆一升餅を背負う理由
1歳の御祝いは無事に1年間を過ごせたことを祝います。かつては乳児の死亡率が高かったことから、無事に1年間を過ごすことができたことを特別に御祝いしました。
今では産まれた日を初誕生日としていますが、数え年で数えていた時には、初正月に御祝いをしていました。
そのときに一升のお餅を背負うのですが、「一生食べるものに不自由しないように背負いきれない程の食べ物を背負う」「一生丸く円満な人生になるように一生餅を背負う」など地域によって様々な説がありますが、そのような願いを込めて一升餅を背負うのだそうです。地域によっては一升瓶を風呂敷につつんで子どもに背負わせるところもあるそうです。
今回のために風呂敷を買っちゃいました。
月曜から夜ふかしという番組で風呂敷の使い方を紹介していて、1枚買っておけばいろいろな場面に使えそうだし、一升餅を背負うのに使えるからと思って買いました。
◆やっぱり重い
お餅は近所にある地域で何店舗か出しているお菓子屋さんで購入しました。最近のお菓子屋さんって何でもやっているんですね。予約をしておくと当日お餅をついてくれるそうで、午前中についたお餅を午後に取りにいきました。
一升のお餅は約1.8キロありました。大人が持ってもちょっと重いと思うくらいです。
周りの友達に話を聞くと背負って立った子はいるようですが、歩けた子はいなそうでした。やっぱりそれだけ重くて大変なんですね。
◆ちょっと歩けた
買ってきたお餅を風呂敷につつんで袈裟懸けにして子どもの体にしばりました。さっそくの大泣きです。
重すぎたのか、座っている状態からバランスを崩して後ろに倒れて、さらに大泣きしました。
起こしてあげてなんとか立たせてあげてもフラフラしています。普段は1人で歩きまわっていますが、荷物を背負って歩いたことなんてないですし、さすがに一升のお餅は重いんでしょう。
歩くのはさすがに無理かなと思っていたら、なんと、お母さんに向かって3,4歩だけ歩くことができました。ただ、最後はお母さんの体に向かって崩れるように倒れてしまいましたが。。。
終始大泣きでした。
賑やかで良い行事になりました。