子どもも成長してくればつい嘘をついてしまって親をだますこともあると思いますが、まさか1歳の子どもに騙されるとは思いませんでした。
1歳でも「寝たふり」ってするんですね。
◆お母さんと遊びたい
いつもの寝かしつけの流れはぼくが子どもといっしょにお風呂に入って、奥さんに子供だけ取り出してもらい体を拭いたり服を着せたりしてもらっています。その後、奥さんが子どもを寝かしつけます。
その間ぼくはそのまま風呂に入っているのですが、風呂から出た後にも子どもが起きている場合は寝かしつけを交代します。
しかし、お母さんと遊びたいみたいでぼくと交代して奥さんが寝室を出て行くとだいたい泣きます。まあ、見えなくなるとすぐに泣き止むので「営業泣き」と呼んでいますが。
ママっ子なので寝る前にお母さんといっしょに静かに遊びたいらしいのですが、遊んでいるとお父さんと交代されてしまうというのを最近悟ったみたいで、寝たふりをするようになりました。
◆寝たふりに騙された
いつも通り、お風呂から出た後に寝たかな〜と思って寝室をこっそり覗いて見ると、二人共静かに寝ているように見えました。
「寝かしつけ成功したんだな」と思って隣の部屋でちょっとゆっくりしていたら、5分くらいして寝室から「ぱぁ〜、ぱぁ〜」と聞こえてきます。
寝ているはずなのに、と思ってもう一度寝室を覗いたら起きていました。
どうやら寝たふりをしてやり過ごしていたそうです。
あとで奥さんに聞いたのですが、ぼくが風呂から出るときの「カチャ」というドアを開ける音が聞こえると急に寝たふりをしだしたそうです。そして、一度やり過ごしたあとにまた起きて遊んでいたそう。
まさか1歳の子どもに騙されるとは。
だんだんと知恵が回るようになってきたんですね。
初めて子どもに負けた気分です。男の子は父親を越えていくといいますが、すでに越えられてしまいました。