先日、保育園の遠足があって奥さんが子どもといっしょに行ってきました。
そのときに、暴れる子供がいてそういう子供のおやつはだいたい甘いチョコレートなどだったと言っていました。最近、子供に甘いものを与えるとイライラしたり短気になったりするといいますが本当にそうなんでしょうか?
◆2つの意見
ネットでざっと調べてみると砂糖に対する認識は真っ二つに分かれていました。ただし、両方読み比べるとなかなか面白いので、2つの意見を一応読んで自分なりに考えてみました。
◆砂糖断固反対派の意見
最近増えている「砂糖断固反対派」の意見を読むと、砂糖はすべての悪いことの原因であるかのように書かれています。例えば砂糖を摂取することで現れる症状として、
・免疫力低下
・便秘
・肥満
・イライラ
・視力低下
・肩こり
・脳の機能障害
・精子欠乏症
・不妊体質促進
などなど、これだけ読むと砂糖を摂取すると通常の生活が送れないのではないかと思うような感じです。
砂糖断固反対派は「ちょっとだけなら」ということは認めないで、砂糖=悪 という感じで書かれていて、そういったことが書かれているサイトは「うちは自然派です」という雰囲気が出ています。
これに対して、こういった内容の反対意見のサイトを読むと「砂糖は健康に良いからどんどん食べちゃいな!」 というスタンスではなく、すべての悪い原因は砂糖ということに対しての疑問と反証、食べても問題は無いけど食べ過ぎはダメという感じで冷静に説明しているところが多いです。
なんとなく砂糖反対派の方はちょっとヒステリックになっていて、問題ない派は冷静に説明しているところが対照的で面白かったです。
ただ、結局どちらが正しいのかはなかなか難しい話もあってわかりづらい。両方の意見を読んだ感じでは個人的には完全に砂糖が悪と考えるのはおかしいかなという印象でした。
◆それでも子供に食べさせたくない理由
それでもやっぱり自分の子供に食べさせたくないと思っています。やっぱり甘いものって子供にとっては魅力的なものですし、実際、甘いモノとご飯をいっしょに与えると先に甘いものを食べてご飯を食べないというときもあります。
これは栄養がどうとかいうよりも、甘いものが子供にとって魅力がありすぎるので、まだ冷静な判断ができない子供に与えて味を覚えさせてしまうのが怖いからです。大人でもコントロールできずに毎日甘いものを大量に食べてしまう人もいるくらいなので、子供が味を覚えたらもらえるまで泣き叫ぶことは想像できます。
知ってしまうと欲しくなると思うので、ぼくは子供は甘いものを知らなくても良いと思っています。もう少し大きくなって、ちゃんと話がわかるようになってきたときに少しずつ、そしてたまにあげるくらいにしようと思っています。
それに虫歯も怖いですし。
自分の話ですが、小さいときはものすごくたくさん虫歯があって毎回歯医者に通うのがすごくイヤでした。昔は親がしっかりと歯を磨いてくれていたのに虫歯になり、今は結構適当に歯磨きをしているのに、それでも虫歯になりません。
違いを考えたときに、小さな頃は結構甘いものを食べていた記憶がありますが、最近はほとんど口にしなくなりました。それが原因の一つなんじゃないでしょうか。
とりあえず、市販のチョコレート菓子などを与えるのはもう少し先の話にしようと思います。