先日、夜中に2回の熱性けいれんを起こして入院してからすでに2週間近くたちます。今ではすっかり元気になって家でも外でも走り回っています。その姿を見ているとやっぱり子供は元気が一番だなとしみじみ感じます。
退院して初めての診察に行ってきましたが、なんともなさそうで安心しました。
◆退院後の診察
熱性けいれんになって入院して退院してからの初めての診察に行ってきました。診察と言ってもかなり簡単なもので、目や喉、心音などをチェックして様子を確認してもらって終わりです。今回の入院は熱が下がらなかったためまたけいれんするおそれがあるということでの入院だったので、そんなに気にすることはないとのことでした。
しっかり話を聞いてくれる先生だったので、用意してきた質問をいくつか聞いてみました。
◆後遺症は残るか?
40℃以上の熱が出たこととけいれんを2回起こしたということで後遺症についてすごく心配していましたが、けいれん時間が1分半と2分くらいという短い時間だったため後遺症の心配はないとのことでした。
◆けいれん1回と2回の違い
子供は熱が出るとけいれんを起こしやすいと聞きましたが、今回うちの子供は一晩で2回のけいれんを起こしました。周りの友達に聞いてみるとけいれんを起こしたことがあるという人もいたのですが、やっぱり1回だけという人ばかり。その違いについて聞いてみました。
熱性けいれんを起こして1回だけで終わる場合は「標準型」と呼ばれ、7割はその1回で終わるそうです。1回目から24時間以内に再度けいれんする場合は複雑型ということになり髄膜炎などが隠れている可能性があるので、検査が必要とのことでした。
◆無理させたから?
今回の熱性けいれんは突発性発疹の熱からきたものだったのですが、熱が出る直前は旅行に出かけていました。夏場だったので暑くていろいろと歩いたりもしたので無理をさせたことが原因だったのではないかと心配していましたが、けいれんはそれとは関係ないそうです。
熱性けいれんを起こしやすいものとして「突発性発疹」「インフルエンザ」「ウイルス性髄膜炎」などだそうで、無理をさせて疲れさせたからというわけではないとのことでした。
◆今後は6歳になるまで検査が必要?
突発性発疹は6歳、小学校に上がる前くらいまでは注意が必要とのことだったので、今後も定期的に検査が必要なのかと思ったのですが、次回、一ヶ月後に病院で脳波の検査をして異常がなければそれで検査は終了で、あとは問題がなければ病院に行く必要はないとのことでした。
◆1回けいれんを起こすとなりやすい?
けいれんを一度起こしたことがある子供は今後もなりやすいかどうか聞いてみたのですが、そのあたりは特になったことがない子供と変わらないとのことでした。