「イヤ」と自己主張が激しくなってきましたが、先日の記事で書いたように子供の気持ちを考えるようにしたら、泣き止んでくれました。
「まだこの年だと言ってもわからない」と決めつけないことが大切なんですね。
◆寝かしつけで大泣き
我が家は子供をお風呂に入れる係というのは決まっていないので、そのときの気分でどちらがお風呂に入れるか決めています。その日はぼくがお風呂に入れる係で、奥さんがお風呂から取り出す係でした。
お風呂で一通り遊んでその後は奥さんにパス。その後、ゆっくりお風呂に入っている間に奥さんが子供の体を拭いて、服を着せて、歯を磨いて、寝かしつけます。だいたい、ぼくがお風呂から出ると寝かしつけている途中か、寝かしつけが終わっているのですが、このときはちょうど寝付くかどうかというところでした。
もう少しで寝そうだったので、奥さんがお風呂に行っても寝るだろうと思って、そこで交代して奥さんがいなくなったら大泣き。
ベッドの上に座って「かぁ〜ちゃ〜〜〜ん、かぁ〜ちゃ〜〜〜ん」と泣きながら呼んでいました。まあ、眠たそうだったので、そのうち寝るだろうと思ってベッドでいっしょにゴロゴロしていたのですが、まったく寝る気配なく、そのうちベッドから降りて脱衣所の前まで行き、そこで泣いていました。
◆ちょっと話を
いつもだったら泣いているのを無理やり抱っこしてベッドに連れていき、また行ったらまた連れ戻して、、、というのを繰り返しているうちにいつか寝るという感じだったのですが、先日「イヤイヤ期だから何を言っても無駄」と決めつけないと決めたので、ちょっと話をしてみることにしました。
泣いているときに触ったりすると怒ることがあるので、まずは隣に座って話をしようと近づきました。
そして、隣で泣いている息子に向かって、
「母ちゃんは今お風呂に入っているんだよ。母ちゃんもお風呂でゆっくりしたいから母ちゃんは出てこれないんだよ」
と、とりあえず状況を説明。一応泣き止んだのですがまだ納得していない感じの顔で、「ひっく、ひっく」とすすり泣いています。
そこで、
「じゃあ、母ちゃんはお風呂から出てこれないけど、おやすみって言いに行く? そしたらベッドに行っていっしょに寝ようか?」
と、提案したらしばらく考えて「うん」と言うので、抱っこしてお風呂に連れていき、母ちゃんに「おやすみ、バイバイ」と行ってからベッドに連れていきました。
すると、先ほどまで泣いて大騒ぎしていたのが嘘のように泣き止んで、ベッドで静かにゴロゴロしてそのうち寝ました。
息子も大泣きしたはいいけど、落とし所がわからなくなってただ納得したかっただけなのかもしれません。
全部理解できたかどうかはわかりませんが、説明をちゃんと聞いてくれ、約束したとおりに母ちゃんにおやすみと言ったあとは静かに寝てくれてびっくりしました。
やっぱりイヤイヤ期と決めつけないで、子供の気持ちを考えて話すことが必要なんですね。
無理やりベッドに連れていくこともできたけど、今後のことを考えるとこうやってちゃんと話し合った方が子供も親もお互い楽な気がします。
1歳半過ぎの子供でも説明すればわかるんですね。感動しました。
◆奥さんも楽に
このことを後で奥さんに話をしたら、お風呂の中まで泣き声が聞こえてきて出ていこうかどうしようか迷っていたそうです。しかし、ここで出て行くと「泣けば出てくる」と思ってしまい、そうなると今後、ぼくが寝かしつけをするのが大変になるだろうと思って出なかったと言っていました。
たしかに、あの状況で出てこられると、今後、ぼくの寝かしつけが大変になり、そうなると母ちゃんじゃなきゃ寝ないという状況になるので、奥さんへの負担が増えたと思います。
やっぱり寝かしつけがどちらでも出来た方が良いと思うので、ナイス判断でした。