今日は奥さんが子どもを1人で予防接種に連れて行きました。先月の予防接種(先月の予防接種の記事)は2人で行って、注射のときに子どもを抱いていたのはぼくでした。
一度やりましたが、あれって、すご〜〜〜く嫌ですよね。
・悪の手先になった気分
今回の予防接種は4種混合とヒブの2回めと肺炎球菌だったようです。と、いうことは注射は3回。前回の予防接種のときの注射は2回でしたが、注射をした瞬間に大泣きしました。
まあ、今まで感じたことがない痛みですから、大泣きするのは当然ですよね。すぐに泣き止んでくれたのは、ありがたかったです。
しかし、注射前は初めてのところにお出かけにきたような感じで、ワクワク、ウキウキしながらニコニコしている我が子を、看護師さんの指示で服を脱がせてしっかりと動かないように抑えつけて抱いて、自分の腕の中で子どもが泣き叫ぶのは、とても心が痛いです。
悪の手先になったような感じさえします。(医者や看護師さんが悪というわけではないです!)
子どもが好きなら小児科の看護師にはならないほうが良いらしいですが、その理由は「子どもを押さえつけるのがうまくなるから」だそうです。確かに、子どもが好きな人ほど、暴れる子どもを抑えつけて、その腕の中で泣き叫ぶのを我慢させるのは辛いですよね。
前回は、ぼくがその辛い役目を引き受けましたが、今回は奥さんです。
朝、2人でそのことを話していて、
「もし、注射の後に何かご褒美を欲しがるなら、買ってあげたくなる」
と、2人の意見が出ましたが、この子はまだ3ヶ月なので、母乳以外でほしいものなんてありません。そう考えていたら、あることに気が付きました。
・子どもへのご褒美は罪悪感を消すため?
自分も小さい頃、注射や歯医者など痛いものは大っ嫌いで、よく泣いていましたが、帰りにご褒美をくれることがありました。
「がんばったからご褒美ね〜」と、言われていましたが、親になってわかったのは、子どもが痛くて泣き叫ぶような状況にさせてしまっている親の罪悪感を消すためという意味もあったんじゃないかということです。
もし、この子がもう少し大きくて、注射を我慢したらお菓子が食べたいと言ったら買ってあげそう。注射をする子どもを押さえつけるのは、それくらい罪悪感が残ります。
親の辛いところですね。
注射前に、この後どんなに辛いことが待っているか知らないで無邪気に笑っているわが子をみると、ちょっと胸が痛くなります、、、