先日、夫婦で共通の子持ちのお母さん友達と話す機会があったのですが、その人が実は保育士の試験を受けたということがわかりました。
ぜんぜん違う仕事をしている人なので、予想外のことでしたが、話してみてなぜ試験を受けたのかがわかりました。
◆育児で学んだことを形に残したい
最初に聞いた理由は、育児で学んだことを何か形に残したかったということでした。大学のときはコンピューター系の学部で、もともとは理系出身なお母さんなので、何事も調べて勉強するタイプで、育児関係もいろいろと本を読んで調べたようです。
そうして覚えたことを形に残したいという気持ちから、保育士の試験を受けようと思ったようです。
◆産休中に何かしたかった
産休中って慣れてしまうと、ある程度時間ができるため、その期間に何かしておきたいと思ったようで、それも保育士の資格を取ろうと思った理由だそうです。
他にも周りに産休中に資格をとった人がいるみたいで、その人は医療事務の資格をとったようです。
産休中に何かを残したいって向上心がありますね。
◆転職も考えている
実は、保育士への転職も考えているようでした。子育てをして子どもと接することが好きになり、興味をもったことと、今の仕事がキャリアアップを望めないというのも原因だそうです。
さらに保育士になれば、今より自分が思ったような生活ができるかもと言っていました。
しかし、保育士になることで、自分の子どもを預けて他人の子どもの世話をすることにも矛盾を感じていました。
◆保育士の受験資格
保育士は大卒であれば、学部、学科に関係無く受験資格があるそうです。詳しくは「全国保育士養成協議会」のホームページに出ています。
試験内容は、学科があって、学科に通過すると実技試験があります。学科試験は毎年8月に二日間にかけて「保育原理」「教育原理」「社会的養護」「児童家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保育」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の8つの教科があり、一度に8つすべて合格する必要はなく、1つの学科でも受かれば、その合格は3年間有効だそうです。
その後、学科が受かっていれば、10月に実技試験として「音楽表現に関する技術」「造形表現に関する技術」「言語表現に関する技術」の3つの中から2つを選んで試験を受けて、合格すれば国家資格の保育士がもらえるそうです。
ちょっと興味があるので、今後調べてみようと思いました。
◆まとめ
産休中に資格を取ろうと思う人って意外と多いですね。ずっと時間がある専業主婦よりも、1年間という育休期間が決まっている働くお母さん達の方が資格を取ろうと思う気持ちが強いような気がしました。