お風呂あがりの子供の体を拭くためにバスタオルを使っていますが、バスタオルって天気が悪いとなかなか乾かないですし、部屋干しすると変な匂いがするし、カビが出やすかったりします。
そんなことで悩んでいたところ「煮洗い」という方法を知ったのでさっそく試してみました。
◆煮洗いとは?
煮洗いとはその名の通り、鍋に洗濯物を入れて煮込んで洗う方法です。通常の洗濯では落ちない汚れが落ちるということで、頑固な汚れ物が出る子供を持つ親に人気の方法です。
◆煮洗いに必要なもの
煮洗いに必要なものを調べてさっそく購入しました。
・酸素系漂白剤
・洗剤
・大きめの鍋
今回、家で一番大きな鍋を使ったのですが、さすがにバスタオルを煮るのはギリギリでした。できることなら寸胴などの大型の鍋があると便利です。中古の厨房機器を売っている店なら安く売っていると思います。
ちなみに鍋の素材はステンレスが良いそうです。アルミを使うと最悪の場合、化学反応して溶けてしまうそうなので。
◆煮洗いをしてみた
こちらが煮洗いをする前のバスタオル。
もうそろそろ引退させようかと思っていたくらい汚れています。カビの黒やピンクの汚れ、その他いろんな汚れが付着して元々の真っ白な今治タオルが思い出せません。
さっそくこちらを煮洗いしていきます。
まずは、洗剤と漂白剤を用意。
こちらの酸素系漂白剤は子供が産まれてからずっと使っているのですが、安全、安心な漂白剤なのでおすすめです。
温まってきたお湯に大さじ一杯の洗剤と漂白剤を入れました。
そして、そこにバスタオル投入。
鍋が小さいので浮いてきてしまいます。それを菜箸で下に押し込みながら10分弱火で煮込み続けました。
10分経ったらかき混ぜて火を停めてさらに10分放置。蓋をしておくと熱が逃げないので良いです。
10分経ったら洗濯物を取り出すのですが、このとき熱湯を含んだ布はかなりの熱さになっていて危険です。菜箸よりもパスタなどをつかむトングの方が安定してつかむことができるので、おすすめです。
今回は鍋ごと洗面台に持って行き、そこで水を流しながら取り出しました。
水を流すと表面は冷たくなりますが、バスタオルなどの厚い布の場合は中が熱いままのことが多いので注意。
煮込んだ後の水はこんな感じで茶色になっていました。
その後はここまま洗濯機に入れて「すすぎ」→「脱水」の工程を経て干して乾燥させて出来上がりです。
そして、出来上がったのがこれ。
ピンクのカビはなくなり、黒カビも減ってかなり綺麗になりました。が、真っ白になると思っていたので、ちょっと期待はずれ。他にもシャツやTシャツなどを煮洗いしましたが、シャツのシミは残念ながら取れませんでした。Tシャツの脇汗のシミや背中の汗のシミはきれいに取れたので、人間の皮脂汚れやカビなどには効果を発揮している感じでした。
色物を白物といっしょに煮洗いすると色落ちするかもしれないので気をつけてください。
これで、今後、子供の頑固な汚れの服を洗うことができそうです。