先日、ショッピングモールに行った時にたまたま1人で子守をする時間があったので、モールの中にあった子どもが遊べるプレイルームに子どもを連れて行ったのですが、そこで悲しい思いをしまいした。
子育てをしていくうちに克服しないといけない感情ですが、やっぱり最初はショックですね。
◆プレイルームで遊ばせていたら
先日、ショッピングモールに行ってフードコートでご飯を食べたときに、奥さんの料理だけ遅くなってしまって子どもがぐずり始めてしまったので、ぼくが子どもを連れて子どもが遊べるプレイルームに連れて行くことになりました。
最初は誰もいなかったので1人で遊ばせていました。
プレイルームと言っても床がクッション素材になっていて、その周りを大人の膝くらいの高さのクッションで囲ってあるだけのスペースです。
特におもちゃもないので、うちの子は1人でテクテク歩いて適当に遊んでいました。
しばらくすると、子連れのお母さんが4歳くらいの子どもを1人でプレイルームに置いてどこかに行ってしまいました。
見るからにやんちゃそうな男だったので一緒に遊ばせるのが心配でした。
その男の子はプレイルームの真ん中にあった時計台のようなところに登りたかったみたいで、足場を作ろうと大きめのクッションを押して移動させようとしましたが、その先にはうちの子が。
その子が後から来て勝手にクッションの位置を移動させて、うちの子は最初からその場所にいたのですが、一言「どけっ!」。
まあ、まだ言葉がわからないので何を言われているのかわからずきょとんとしていました。
大きいお兄ちゃんが来たので遊んで欲しそうに近づくのですが、その子は時計台に登りたいだけ。足元にうちの子がいたので、さらに一言「邪魔だ!」と言われていました。
しかも、よく見ると手を踏まれていました。
◆悪意に気がついてない無邪気さが見ていて辛い
その子はなんだかずっと不機嫌そうで、うちの子どもへの言葉はイライラして悪意に満ちている感じ。
一方、うちの子は「大きいお兄ちゃん何してるの〜? 遊ぼ〜」みたいな感じで無邪気な笑顔を振りまいて笑っていました。
なんだか見ていて無邪気な自分の子どもに向けられた悪意を見てしまったのがとてもつらかった。まあ、子供同士が遊べる場所に行けばそんなことしょっちゅうだと思うのですが、そういう場面に慣れていないのでやっぱり悲しいです。
これから子どもが大きくなるにつれていろんな人との関わりが出てきて、それは必ずしも常に善意に満ちた関わりばかりではないので、いつかはこういった悪意を向けられることもあるでしょう。
そんなときに親である自分がしっかりしないといけないですね。
ただ、もしこれが悪意が分かる子どもだったら「あのお兄ちゃん怖いね」とか言って共感してあげたりもできますが、悪意がまったく通じていない無邪気な顔をしていたので、こっちがなんだかいたたまれない気持ちになりました。
最終的には、手を踏まれていたのでさすがに危ないと思って抱っこして避難させました。
残った子どもは1人でつまんなそうに遊んでいました。
遅れてきた奥さんが、必至に子どもを守っているように見えたぼくの姿を不思議そうに見ていたので、事の成り行きを説明したら笑っていました。
子育て支援センターに子どもを連れて行くと他の子どもとの関わりがあるので、同じような場面に遭遇したこともあったそうです。やっぱり最初はいたたまれない気持ちになったけど、徐々に落ち着いたそうです。
そういった子育ての気持が共有できてよかったと言っていました。
確かに、こういった話って共有したいですよね。奥さんが自分の言いたいことをわかってくれて、二人で子育てをしているんだと実感が湧きました。