ついに1歳になりました。
最初の3ヶ月くらいは時間が過ぎるのが遅かったような気がしていましたが、後半からは早くなってあっというまに1歳になってしまったという感じがします。
1年間で子育てを通していろいろな経験をしたり考えさせられることがありました。子育てからいろいろなことを学ばせてもらったので、忘れないようにまとめてみました
◆親が自分にしてくれたことを知った
自分たちが育児で苦労をすることで、親が自分にしてくれたことの重さを知ることができました。子育てに関してもそうですが、子どもの将来の進学のことなどを考えて夫婦で学費の計算などをすると、親がいかに自分にお金を払ってくれたんだということがわかります。
◆生活、考え方を変えることが必要
子どもが産まれて生活が完全に子ども中心になりました。お出かけは昼寝の時間を気にしますし、外食は子どもがいても良さそうな店を選びますし、自分の時間は子どもが寝てからになりますし、いっしょにいるときは遊んであげたりもします。部屋のレイアウトも子どもが怪我をしたり、モノを壊したりしないようにもしました。
生活や考え方を変えて、子供中心の生活になっていきました。夫婦のどちらか(多分ほとんどが旦那さん)が今までの自分の生活や考え方を変えないと家族のバランスが崩れてしまうことを知りました。
子どもが産まれたことで自分の時間は以前より減ったかもしれないですが、家族の時間が増え、家族の時間が楽しみに感じるようになってきました。
◆思い切ってやってみる
ヤる前はいろいろと考えていたけど、やってみたら大したことが無いということがありました。それが「布おむつ」です。
いろいろと大変なのかと思っていましたが、いざやってみると意外と簡単で、今でも家では布おむつを使っています。考えすぎてやらないよりもやってみると意外と楽なことがあるということがわかりました。
◆気持ちを楽に
子どものこととなるとついつい過剰に反応してしまうことが多いですが、気を楽にすると良いことがわかりました。親がピリピリしているのは子どもにも伝わると言いますし、子どもは泣くものと考えると気が楽になりました。
多少泣いても動じないおおらかさをもつ余裕ができました。
◆夫婦が本当の家族に
結婚した当初も夫婦は夫婦でしたが、やっぱり子どもが産まれると関係が変わってくると思います。夫婦がそれぞれ「お父さん」「お母さん」になりますし、子どもを育てるという共通の目的ができることによって夫婦が子どもをお通して本当の家族になれたような気がします。
二人だけのときはなんだか恋人の延長のような感じでしたし、共働きだと二人がそれぞれ独立しているので金銭的にも困ることもなく共通の目的がぼやっとしていた気がします。それはそれで楽しかったのですが、子どもができてその子にとっては自分たち二人が親で頼れるものはそこしかないという環境で、親になれて家族になれた気がします。
それまでの個人の問題から、育児という家族の問題をいっしょに話あって共有し解決していくことが家族になるための儀式のようなものだったんだなと思いました。