我が家にはヤカンがなく、今までは小さなお茶用のポットを使ってお湯を沸かしていましたが、さすがに一回に500mlくらいしか沸かせないので、子供が増えてお茶の消費量が増えた今では作りおきのお茶を作るのに不便でした。
そこで、いろいろと探してついに気に入ったヤカンを見つけることができました。
◆野田琺瑯のアムケトル
野田琺瑯は日本の有名なホーローメーカーで、多くのホーロー製品を販売しています。
普通にヤカンやケトルを探しているとだいたいステンレス製のものばかりであまりかっこよくなかったのですが、ある日とある雑貨屋でこの野田琺瑯の「アムケトル」というシリーズを見かけて一目惚れをして購入しました。
◆ホーローは子供にも安心?
ホーロー製は毒が出るとかいろいろネットで検索すると出てくるのですが、ちゃんとした記事を探すとそうでもなくて、ホーローはヨーロッパでは200年以上前から使われていて調理器具としては歴史的に安全だと言えるようです。
昭和47年頃に外国製の一部のホーローではきれいな赤色を発色させるために硫化カドミウムが使用されていて、それが内面から検出されて問題になったそうですが、現在の日本の規格ではカドミウムを内面に使用してはいけないそうなので大丈夫そうです。
そもそも、何が入っているかわからない安い鉄やアルミやステンレス製の鍋よりも表面がガラスコーティングされているホーロー製の方が安心という方もいるくらいなので大丈夫でしょう。
◆やっぱり黒はかっこいい
届いたのでさっそく開封してみました。
ヤカンでこんなにわくわくしたのは初めてです。
箱を開けるとまずは蓋が入っていました。
そして、その下にはケトルが。
最初、内側が黒いと聞いてケトルでそのままお茶とかを煮だしても色がわからないので、どれだけお茶が出ているかわかりづらいと懸念していましたが、そこはデザイン優先で気にしないことにしました。
木製のテーブルの上におくと映える気がします。
蓋にはひっかかりがあって、お湯を注ぐ時に外れないような工夫がされています。
最初はちょっと重いかなと思いましたが、最近はぜんぜん気にならなくなりました。よく使うものなので、キッチンの下ではなく上に収納したのもよかったかもしれません。
注ぎ口には工夫がされていて一気にお湯が出ないようになっています。最初は傾けても思ったよりもお湯の出る量が少なくて気になりましたが、今ではそれくらいの方が安全で良いのではないかと思えてきました。
デザインが気に入っていて長く使えそうです。
これで、子供に毎日たくさんのお茶を作ってあげられます。