先日、市役所から「6ヶ月育児教室」という案内が来たので、奥さんが子どもを連れて行ってきました。
最近、特に育児に関して困っていることはないようですが、せっかく保健士さんや、歯科衛生士さんが来て、歯の勉強会や身長、体重測定をしてくれるというので、行ってきたようです。
離乳食の話や、これから歯が生えてくる赤ちゃんのための歯ブラシ講座などもしてくれて、かなり勉強になって行ってよかったと言ってました。全体の流れとしては、勉強会→測定→グループに分かれての座談会のような感じだったそうです。
6ヶ月教室ではいろんなお母さんがいて、受け身の姿勢で育児をしているからなのか、「ええっ!」と思うような育児をしているお母さんがいたそうなので、紹介します。
◆ステロイドを多用する
皮膚関係の病気で病院に行くとステロイドという薬を処方してくれますが、ステロイドは使いすぎると皮膚が薄くなってしまい、治りにくくなり、またステロイドを使うようになるという悪循環に陥る可能性がある薬です。
うちの子も発疹が出来たときに一度病院に行ったらステロイドを処方してくれましたが、結局使いませんでした。しかも、その後、発疹の原因が水ぼうそうだとわかったので、使わなくても治りました。
病院に行って薬も出してくれないと「あの病院はちょっと見ただけで、薬も出してくれない」と言われてしまうので、とりあえず薬を処方します。でも、「せっかく病院で出してくれたから」と思って、ステロイドをバンバン子どもに塗りつけるのは良くないです。育児教室でも保健士さんが「どうしても治らない場合以外はあまり使わない方が良い」と言っていたそうです。
◆就寝時間が10時過ぎ
これは、今の世の中では多くあると思います。両親が忙しい場合は仕方がないでしょう。でも、寝かすことができるのに、遅く寝かすのはやっぱり子どもの成長に良くないようです。
成長ホルモンは夜10時以降に出ますが、その2時間前、夜の8時にはできれば寝たほうが良いそうです。
中には10時過ぎ、11時に寝かしつける家もあるようですが、できれば子どもは早く寝かしてあげた方が良いと思いますし、早く寝ればその後はゆったりとした大人の時間ができ、映画を見たりできると思うのですが。
◆歯が生えてないのに歯磨き粉
今回歯科衛生士さんが来て、歯磨きの講習をしてくれたようですが、その中で歯科衛生士さんが、「何か質問がありますか?」と聞いた時、1人のお母さんが「すでに歯磨き粉で磨いているのですが大丈夫ですか?」と質問をしたそうです。
歯科衛生士さんは「最初は濡れたガーゼで歯を拭くくらいで大丈夫ですよ」と答えたら、そのお母さんは「歯はまだ生えてません」と。周りがびっくりしたそうです。要するに、歯茎を歯磨き粉で磨いていたようですね。
ただ、ちょっと考えれば、まだ物をうまく飲み込めない赤ちゃんが、口をすすぐなんて高度なことができないので、歯磨き粉は無理でしょと思うのですが、、、 しかも、まだ歯が生えてきていないなんて、、、
◆自家製離乳食よりベビーフード
自家製離乳食よりもベビーフードの方が、プロが考えたものだから栄養素もしっかりしていて、確実だと思って、ベビーフードを与えているというお母さんがいたそうです。しかし、ベビーフードは、「◯ヶ月〜」と書いてあっても、塩分が加算されていたりすることがあるらしいので、ちゃんと内容を見てからあげたほうが良いそうです。
赤ちゃんが最初に食べるものは、お母さんの手作りが良いと思いますが。今度、ぼくも離乳食作ってみようと思いました。
◆予定日を過ぎたあとの診察料が返ってくる
これはぼくも奥さんに言われて初めて知ったのですが、妊娠したあとにもらえる診察チケットって、予定日くらいでなくなるので、予定日を過ぎると後の診察は自腹になると思っていたのですが、申請すると返ってくるそうです。
もしかしたら、市町村によって違うかもしれないので、気になる方は調べてみてください。
◆まとめ
うちの奥さんは「受け身のお母さん達が多い」と嘆いていました。育児について話をすると「誰も教えてくれなかった」とか「そんなの知らなかった」とかいう人が多いそうです。
ちょっと調べればわかる内容だったり、中には市町村から通知が来ていても見ていない人や、説明してくれた話を聞いてない人もいるそうです。
忙しいとは言っても、やっぱり最低限のことは勉強しておかないといけないのかと思います。しかも、そういうお母さんに限って、子どもの服とかにはこだわっていたり。お金を使う前に、知恵を使う方が良い子育てができるんじゃないかというのが、我が家の持論です。
ベビー雑誌のかわいいベビーカー特集とか、ミルトンのCMとかを読む前に、もう少し勉強してくれたほうが、日本が良い国になると思うのですが、、、