子供がとびひになったので先日病院に連れていきました。(記事:とびひで病院へ行った)
自分でもとびひについて知っておこうと思い、とびひの原因と治療について調べてみました。
◆とびひの原因
とびひはかゆみからきます。
最初に虫刺され、湿疹、あせもなどで体がかゆくなります。ここでかくのを我慢できれば良いですが、子供は我慢できずにかいてしまいます。自分も子供の頃によく「かゆくてもあんまりかいちゃだめ」と注意された覚えがあるのですが、それはとびひにならないようにということだったんですね。
がまんできればそのうち体が勝手にかゆいところを治してくれるのですが、がまんできずにツメをたててぼりぼりかいているとかゆいところをかきこわしてしまいます。そうするとツメの中には「ブドウ球菌」といいうとびひの菌が入り込み、さらに体の別のところをかくことで広がっていきます。
大人がとびひになりにくいのは、かゆいところをかくけどツメをたてずに上手にかくからです。
◆とびひの治療
治療には3つのポイントがあります。
1つ目は皮膚の上で繁殖しているブドウ球菌を殺す。
2つ目はこれ以上かいて広がらないようにする
3つ目はとびひがひろがらないように覆う。
1つ目と2つ目は飲み薬を飲むことでブドウ球菌を殺して、かゆみをおさえます。3つ目は患部に塗り薬を塗ってガーゼでおおうことで傷が広がらないようにします。ただし、中には抗生物質が効かない種類のとびひもあるそうです。
今回行った病院ではこの治療で5日間くらい様子を見て、それでも治りが悪い時には再度病院に来るようにといわれました。