明日は命名式なので、奥さんの実家で借りてきた習字道具を使って、子どもの名前を書いてみました。
あまりに久しぶりに筆を取ったので、なかなか慣れず、練習に時間がかかり、悪戦苦闘しました。
今日は、午後からだんだんと雪が強くなってきました。先週、大雪の中、うちの子どもが生まれたので、多少の雪ではなんともないですし、もう生まれたので緊急性のある外出がなくなったので、ひとまず安心です。
明日、奥さんの実家で命名式をする予定で、ぼくが名前を書くという大役を仰せつかったので、夜から久しぶりに筆をとって子どもの名前を書き始めました。
1.準備するもの
書道なんて久しぶり過ぎて、何を準備したら良いか忘れていましたが、奥さんの実家で借りてきた習字道具を開けてみたら、だんだんと思いだしてきました。
最初に、汚れても良い服、できれば黒系の方が墨がついても目立たないので、黒系の服に着替えます。
そして、用意するものは、
・硯石(すずり石)
・墨汁
・筆(細めが良いかも)
・フェルトの下敷き
・文鎮
・新聞紙
・半紙
と、こんな感じです。汚しそうな場合は、事前に床に新聞紙を敷いておくと良いです。
筆がなかったので、太筆と細筆を100円ショップで買ってきましたが、太筆は太すぎて、結局、細筆しか使いませんでした。半紙を買う場合は、「清書用」と書かれた練習用より少し厚めの紙が良いと思います。100円ショップのセリアで40枚入り100円でした。
西松屋などで色紙の命名セットも売っていましたが、なかなか良い値段だったので、自分で書いてみることにしました。
一応、習字は、小学校と中学校で合わせて9年間習っていて、10段なのであまり下手には書けないというプレッシャーがあります。
2.練習開始
奥さんと子どもがいない家で1人で、久しぶりに筆をとってみました。
まずは、硯石に墨汁を垂らして、子どもの名前である「凜太朗」と書き始めます。最初は、練習用の紙を使って、何度も何度も書いてみました。書いた紙は、重ねた新聞紙の上に置いていきます。
だんだんと筆使いに慣れてきたら、iPadを使って、「命名式」を画像検索でネット検索します。すると、いろんな画像が出て来るので、参考にしました。
他の人のものを見てみると、「命名」「名前」「生まれた日付」が書かれていたので、真似をして書いてみました。あとは、子どもの名前の字のバランスなどを、確認しながら練習していきます。
何枚も書いて、ある程度練習ができてきたら、今度は先ほど買ってきた清書用の半紙に書いていきます。
3.本番
何度も何度もバランスを調整しながら、名前を書いていきます。今度は本番なので、うまくできたものは、乾くまで重ねないようにして、新聞紙の上に並べてきます。
結局、10枚くらい気に入った物が書けたので、あとは、奥さんやお義父さんやお義母さんに選んでもらうことにしました。書いてみて思ったのですが、子ども名前より「命名」という文字が難しいです。「名」という字の左右のバランスが難しくて、そこに時間がかかりました。名前の「凜太朗」は比較的バランスが取りやすい字でした。
ある友達が、「難しい名前にすると、習字の授業の成績が悪くて、進学のときに苦労するから簡単な方がいいよ」と言っていましたが、「凜太朗」と書いてみると、慣れれば難しくなさそうです。大人がうまく書けない文字は、子どもならもっと難しいでしょうから、以外と簡単でよかったです。
久しぶりに筆を取ると、なかなか楽しくなりますね。もっと書こうと思いましたが、キリがないので、終わりにしました。
4.片付け
墨って服に付くとほぼ取れないので、片付けに注意が必要です。筆や硯石にいきなり水道の水をかけると墨が跳ねるので、事前に洗面所や桶やバケツに水を貯めましょう。
水がたまったら、その中に筆や硯石を入れて、濯ぎます。こうすると水がはねないので、周りを汚さずに筆や硯石を洗うことができます。
水が汚れたら、一度水を捨てて、再度水を貯めて洗うということを繰り返しましょう。洗い終わったら、新聞紙などで拭くか、乾かしておきます。
5.感想
結局、完成まで2時間くらいかかりましたが、まあまあの出来にはなったと思います。しかし、雪のいきおいが止まりません。
まあ、電車は動くでしょうから、最悪、電車と歩きで奥さんの実家まで子どもに会いにいきます。