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【生後1ヶ月.13】母乳育児のメリット

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 うちの奥さんが子どもを出産した病院では、ちゃんとした母乳のあげ方や、母乳に関する知識などは教えてくれず、ミルクメーカーの人がミルクの説明をするようなところでしたので、育児には当然ミルクが必要!というイメージでした。

 しかし、「最強母乳外来」「最強母乳外来 実践編!」を読んだり、実際に母乳外来に行ったりして、今では完全母乳をしようとがんばっています。

 ぼくも最初は、「ミルクでも母乳でもどっちでもいいんじゃないの?」と思っていましたが、奥さんがミルクをほとんど使わなくなった今、自分も勉強してみたら、母乳には様々なメリットがあることがわかりました。

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 母乳はパパには関係がないと思っていましたが、子どもにとって良い面も多く、母乳について勉強してみると考え方が変わりました。

 

1.栄養面でのメリット

 母乳は多くの消化酵素が含まれるから消化吸収が早く、赤ちゃんの体の負担になりにくい優しい栄養です。ミルクは腹持ちが良いといいますが、腹持ちが良いということは、それだけ消化に悪く体に負担がかかるということです。

 母乳には赤ちゃんの成長に必要な栄養素がバランスよく含まれていて、さらに能の成長を助けるアミノ酸が多く含まれています。

 

2.免疫面でのメリット

 母乳を飲むとビフィズス菌が腸内で圧倒的に有利になり、他の病原菌の侵入や増殖を抑えますし、消化器系の病気だけでなく、呼吸器系の病気や中耳炎にもなりにくく、なっても回復が早いです。

 特に産後数日間の母乳にはさまざまな免疫物質が、普通の母乳の約100倍の濃度で含まれています。

 母乳を飲むだけで免疫力を高めることができます。

 

3.環境面でのメリット

 ゴミを出さず、環境にやさしいです。ミルクの缶はゴミになると結構場所を取りますし、資源ごみでしか捨てられない場合には、資源ごみの日までの保管も邪魔になります。

 

4.金銭面でのメリット

 ミルクを買うと結構な金額になります。病院で薦めていたミルクは森永のE赤ちゃんというミルクで、大缶で一缶3,000円弱です。子どもが小さなうちは、月に一缶か二缶で済むかもしれないですが、大きくなるにつれて飲む量も増えるので、毎月のミルク代が結構かかってきます。

 さらに、ミルク周辺の「哺乳瓶」「哺乳瓶の乳首」など、煮沸消毒でなく消毒薬を使う場合はその費用もかかりますし、いつでもミルクを飲めるように準備するためのポットの保温にかかる電気代もかかります。

 母乳はお母さんの体から作られます。

 

5.利便性のメリット

 ミルク育児の場合、出かける時に「ミルク」「哺乳瓶」「お湯」を持っていかないといけません。しかし、母乳の場合はそれらすべて必要なくなるので、荷物が減ります。車の中や授乳室、授乳ケープを使ったりすれば、授乳できます。

 また、哺乳瓶をバラして、洗って、煮沸消毒して、乾かして、組み立てて、という手間がなくなるのは結構うれしいです。前は哺乳瓶を毎回洗っていましたが、以外と面倒でした。ミルクが必要なくなれば、ミルク缶や哺乳瓶も片付けることができるので、キッチンもすっきりします。

 

6.体の発達のメリット

 口腔機能の発達を促し、きちんと噛める子に育ち、歯並びも良くなるそうです。

 

7.アレルギー予防のメリット

 母乳は異種たんぱく質によるアレルギーの心配が少ないです。

 

8.母体のメリット

 子宮の収縮を促し、産後の回復を早め、妊娠中に蓄積した脂肪を燃焼するため、ダイエット効果があります。糖尿病になりにくく、長く授乳すればするほど、閉経前の乳がん、子宮体がん、卵巣がんの発症を低減させます。

 

9.心理的なメリット

 子どもとのスキンシップが自然に出来て、母子の一体感が生まれます。

 

10.脳の発達のメリット

 母乳育児は赤ちゃんを病気から遠ざけるだけでなく、ある調査によると、母乳で育った赤ちゃんはよりIQが高い傾向にあり、その調査によると母乳育児が長ければ長いほど、赤ちゃんの知能が高い傾向にあるそうです。

 赤ちゃんの脳では、生まれて数年の間、毎日新しい神経が生まれつながっていき、母乳はこの神経のつながりを形づくる特別な栄養素因でもあります。

 

11.まとめ

 母乳には上に書いたようにたくさんのメリットがあります。しかし、母乳育児をするかどうかはママにかかっているので、いくらパパが薦めてもママが母乳育児に関心がなければ、パパはどうすることも出来ないです。

 しかし、母乳は一定期間まったく出さないと後から母乳育児をしようと思っても、出なくなってしまうそうです。母乳育児にはメリットがたくさんあるので、「最強母乳外来」「最強母乳外来 実践編!」などの本を読んでもらったり、ダイエット効果の説明をしたりして母乳育児に関心を持ってもらいましょう。

 ただ、ミルクをあげるのは、パパにもできる育児の1つなので、ミルクをあげる機会がなくなってしまうのは寂しいですが、母乳育児にはそれ以上のメリットがありますし、子どもにも母乳の方が良いと思うので、悲しいですが我慢します。

 うちの奥さんが子どもを産んだ産院のように、ミルクメーカーが入り込んで「ミルクありき」の育児を推奨するところもありますが、できるだけ母乳育児を進めてみて、母乳が足りなかったり、やむを得ない事情があったりしたときにミルクを使う、「母乳主体」の育児の方が個人的には良いと思います。

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