紆余曲折ありましたが、1歳の誕生日から断乳を始めて4日目になりました。
やってみると意外となんとかなるものです。
1歳の誕生日からピタッと辞めることができました。
◆卒乳までの経緯
4月に保育園に入る予定で奥さんの仕事復帰が5月の予定です。1月の末の時点ではまだまだ夜に2,3回起きておっぱいを飲んで寝ていました。
そのままスムースに授乳を辞めることができれば良いですが、周りから情報を集めるとやっぱり授乳を辞めるときは大変でいろいろとエネルギーを使うそうです。そして、奥さんが仕事復帰をする場合は1歳で授乳を辞める人が多いということも聞きました。
そこで、子どもが1歳になるのに合わせて計画的に授乳を終わらせるように夫婦で話し合いをして、計画を立てました。
◆奥さんの気持ちが揺らぐ
当初の計画では1歳の誕生日の2週間前にまずは昼間の授乳を辞める。そして、1週間前には夜に起きた場合に1回だけ授乳をするという方法にしました。
リビングに置いてあるホワイトボードにも「2月8日完全断乳」と書いて夫婦で認識を共通させました。
まずは、日中の卒乳ですが意外とスムーズで、日中は授乳しなくてもなんとか大丈夫でした。
しかし、完全卒乳まであと1週間というところで奥さんの気持ちがゆらぎ始めました。男にとってはわかりませんが、やっぱり母親にとっては授乳というのは子どもとのかけがえのないコミュニケーションであるため、それがなくなってしまうのが寂しいようです。さらに、子どもに吸わせたいだけ吸わせて自然に卒乳する派のお母さんの話を聞いて、親の都合で授乳を辞めるなんて可愛そうという気持ちも芽生えてきたそうです。
◆親の都合はかわいそうか?
卒乳のときに大切なのは「確固たる意思を持つこと」だそうです。「これだけ泣くのならちょっとだけあげようかな」とか母親が思うと子どもにはわかるそうで、そのスキをついてこれでもかと泣くのだと保育士の人が言っていました。そうならないために授乳を辞めると決めたら絶対にあげないと強い意思を持つことが大切だそうです。
このとき奥さんの心がちょっと揺れていました。
しかし、親の都合で授乳を辞めるというのはそんなにダメなんでしょうか? ぼくが心配なのは、このまま授乳を続けて奥さんの職場復帰が始まっても夜間の授乳が続くことです。仕事復帰したばかりで忙しいのに夜もゆっくり眠れないのであればストレスが溜まって子どもとゆっくり接する時間もなくなってしまうんじゃないでしょうか?
そのときに卒乳していればぼくが代わりに寝かしつけをして、夜に起きてないでも世話を代わることができますが、授乳は母親しかできません。
子どもとゆっくり接する時間を取るには育休中の余裕があるときに卒乳をしたほうが良いのではないかと思います。親の都合ですが、子どもにとってはそのほうが良いのではないでしょうか? いつかは辞めるわけですし。
と、そんなことを話したら最初の決意に戻ってくれて、卒乳計画をそのまま続けることになりました。
いつもお風呂の後に寝かしつけるのですが、意外と授乳無しでも寝てくれました。ぼくが寝かしつけても大丈夫です。そのため、残りの1週間も大丈夫でした。
◆1歳の誕生日に卒乳
そして、1歳の誕生日に完全に卒乳しました。
昼間、奥さんがおっぱいに顔を描いて「おっぱいなくなっちゃった」というのをやったのですが、最初きょとんとして、そのあと気にせず向かってきたので急いで隠しました。ただ、その後、服をめくらなくなったので効果があったと思います。
卒乳から3日間はぼくが夜子どもといっしょに寝て、奥さんは隣の部屋で寝るという作戦でした。いっしょに寝ると匂いで思い出すかもしれないので、部屋を別々にしたのです。
初日、8時に寝かしつけて、10時頃に一度起きましたが、隣で寝てあげたらこちらにもたれて来てすぐにまた寝ました。
その後、1時に起きた時は長くて、1時間くらいずっと泣いていました。抱っこすると抱っこするのが寝かしつけのくせになるので、隣で添い寝をしてあげて、背中をさすってあげていましたが、たまに手を振りほどくので、最終的には隣で寝るだけにしましたが、1時間もしないうちに勝手に寝てくれました。
4時くらいにも一度起きたと思いますが、そんなに大変じゃなかったです。
次の日はもう少し楽になって、一番ひどいときでも30分くらいで寝ました。
しかし、3日目にのどをやられて風邪気味になってしまったので、奥さんと交代しました。それでも、授乳無しで寝てくれました。
3日過ぎると朝まで寝るようになる子が多いといいますが、ぼくの風邪がうつってしまって咳で起きてしまうので、まだ朝まで寝てくれるようなことはないです。
体調が回復したら朝まで寝てくれるようになればいいのですが。