先月は家族全員が体調悪くなってしまい、大変な状況でした。大人は熱が出ても自分で状況を把握できますしよっぽど悪くなれば自分で伝えることもできますが、やっぱり子供に熱があると心配ですよね。
熱を出したときにはいつもの食欲もなくて心配していましたが、そもそも熱の時には離乳食を普段と変えた方が良いことがわかりました。
◆熱が上がっているとき
熱が上がっているときに大切なのは水分補給です。
熱はウイルスや細菌の侵入に体が対抗して出す体の防御反応で、熱が出ているときは汗や呼吸から普段よりも水分が失われるため、脱水症状を起こしやすいのでこまめに水分補給をすることが大切です。
麦茶やベビー用のイオン飲料を少量ずつ飲ませると良いです。
食事は無理に食べさせなくてもよく、もし元気そうなら水分が多めのおじややうどんなどの消化がよくてのどごしがよいものを与えます。
◆熱の下がりぎわ
回復に向かって熱が下がってきたら、離乳食の形状をそのとき与えているものよりも一段階下げて、普段よりもやわらかく小さくして与えます。
そして、胃腸が弱っているので消化吸収のよいおかゆやうどん、次に脂の少ない豆腐や白身魚など体力回復のたんぱく質をプラスしていきます。
体調に応じて、
1.「野菜スープなどの水分の多いメニュー」
↓
2.「おかゆ、うどんなどの穀物のメニュー」
↓
3.「にんじんやかぶなどの根菜中心のメニュー」
↓
4.「豆腐、麸、魚、鳥ササミなどのタンパク質を足す」
という感じで与えると良いそうです。
◆与えてはダメなもの
繊維質の多い野菜は消化に良くないためだめだそうです。ほうれん草などの葉物野菜は避けた方が良さそうです。
また、油脂分が多いチーズやバター、牛乳、ひき肉なども避けた方が良い食材です。
◆大人でも使える
子供は大人に比べて体調が悪くなったときに看病に気を使いますが、子供への食事の気の使い方を覚えておくと子供だけでなく大人にも使えるので良いですね。