「赤ちゃんとのおしゃべりBOOK」をいう本を読んでから、子どもとの意思疎通を試みるのが楽しくなってきて、ベビーサインを覚えさせようと頑張っています。
まだ、自分の体を自由に動かすことができないのに、親の動きを見て一生懸命に真似をしようとしている姿を見ていたら、感動してしまいました。
・ベビーサインを覚えさせる
以前の記事で「ベビーサインの4つのメリット」という記事を書きました。ベビーサインにはいくつかのメリットがありますが、今は泣くことでしか自分の気持ちを表現できない赤ちゃんが、自分の意思を伝える手段を持つということは素晴らしいと思います。
ベビーサインを覚えることで、「眠い」「おっぱい」「おむつ」などが分かるようになれば、こちらも欲求にすぐに答えてあげることができるので、お互いストレスが軽くなるでしょう。
「赤ちゃんとのおしゃべりBOOK」に書いてありましたが、生後2ヶ月からでもベビーサインは可能ということで、ベビーサインを覚えることにしました。
・ベビーサインを作る
まだ体を自由に動かすことができず、サインを作るのも大変です。簡単で覚えやすく、現在動かせる範囲でベビーサインを作る必要があります。さらに、普段良くやる仕草などをベビーサインにしてしまうと、本当にそのことを伝えたいのか、たまたまその仕草をしたのかわかりにくくなってしまいます。
そのために、普段はしないような仕草を最初に教えることにしました。
・手をグー、パー
まだ体が自由に動かせないからか、手を自由に「グー」「パー」することができなかったので、最初にグー、パーを覚えさせて、それを何かのサインに使おうと考えました。
この頃の子どもの視力は0.01~0.02くらいで、30cmほどのところで焦点が固定されていると聞いたので、30cmくらいのところで見せた方が良いと思いました。
体育座りのような感じにして、ふとももの上に子どもを置くと、お互いの顔の距離がちょうど30cmくらいになります。そうして、自分の顔の前で、子どもに向かってハンドサインを作ると、子どもも真剣な表情で真似しようとします。
まずは、手を開いて閉じる「グー、パー」をやらせようと思ってグーパーを見せました。子どもはあまり速い動きだと目で追えないと聞いたので、ゆっくり動かして見せました。
すると、真剣な目つきになって、手の動きをじ〜っと見つめ始めました。
ゆっくりとグー、パー、グー、パーと繰り返していると、だんだんと自分でも同じ動きをやろうとし始めました。まだ、体がスムーズに動かないので、腕をプルプルさせながら、がんばって顔の前に手を持ってこようとしています。
そして、手をゆっくりとグー、パーとやろうとし始めました。
すごい!!
思いつきでやってみたのですが、一緒に真似しようとしている姿には感動しました。
・うまくできなくてイライラ?
一生懸命手を顔の前に持ってこようとするのですが、なかなか安定せず、頭の上にいったり、顔の下にいったり。うまく顔の前で固定できません。
さらに、グーパーも手がうまく開かなくて、開こうとすると足が動いたり、たぶん、まだまだ自分で自分の体をコントロールすることが出来ていないのでしょう。
次第にイライラし始めたのか、がんばってグーパーしようとしつつも、ぐずり始めました。
しかし、ぐずりながらも一生懸命に真似しようとしてたので、こんな小さな子でも一生懸命新しいことをできるようになろうと思ってがんばって、うまくできなくて悔しくて泣きそうになっているんだと思ったら、見ていてなんだかこちらが泣けてきました。
この日は、がんばってもうまく出来なかったのに、次の日、突然グーパーができるようになっていました。
寝ている間に神経がつながったのでしょうか?
もう少しスムーズにできるようになったら、ベビーサインとして教えようと思います。
・どの子でもできる?
生後5ヶ月の子に試してみたのですが、同じように手をグーパーとしてくれました。多分、どの子でもできるんじゃないかと思います。
ベビーサインを作ることで、親子の意思疎通が円滑になり、子どものイライラが減り、お母さんの機嫌が良くなると思いますので、楽しみながらベビーサインを覚えていこうと思います。
また、ベビーサインをしている子は、2〜3歳のイヤイヤ期も比較的おとなしいらしいので、そのあたりも期待しちゃってます。