うでに9つの斑点ができるBCG。
他の予防接種に比べて痛いらしく、かなり泣き叫ぶという話を聞いていましたが、ついにうけるときがきました。
泣き叫ぶのを覚悟で、今日は夫婦2人体制で予防接種に挑みます。
◆意外とおとなしい
朝早めに病院について、受付をすませると一般の風邪などの病気の子たちと別部屋に通してくれました。病院は病気の宝庫なので、こうして一般患者と分けてくれるのはありがたいです。
待合室で服を脱がせて待機します。
何度も予防接種を受けにきているので、だんだんと慣れてきました。病院に連れてきて服を脱がせましたが、まだ今日注射があるということには気がついていないようで、意外とおとなしくしています。
1歳くらいになると、病院怖がっちゃうと思うと、早めに予防接種を終わらせておきたいですね。体が大きくなると暴れるときの力も強くなるので、より大変になりそうです。
◆BCGで泣き叫ぶ
名前を呼ばれて診察室に移動しました。今までおとなしかったのですが、先生に口の中を見られた途端に泣き始めました。どうやら注射のことに気がついたようです。
その後、看護師さんにがっちりと腕を掴まれて注射。
やっぱり大泣きです。
が、これはまだ一本目の注射。
本日のメインイベントのBCGはこの後です。
一旦落ち着くまで別室で待機。5分後くらいに先生がやってきて、腕をアルコール除菌したくらいでまた泣き始めました。そして、ついにBCG注射。
やっぱり大泣きです。
泣いている姿を見ているとこちらも切なくなりますが、せっかくなのでビデオにおさめてみました。いつか良い思い出になってくれれば良いですが。
注射後は注射した場所を他の場所に触れないように乾かさないといけないそうで、腕をがっちり掴みながら抱かないといけません。
今までの注射なら、注射が終わった後にすぐに泣き止んだのですが、さすがはBCG。なかんか泣き止んでくれません。
腕を動かさないように固定して抱いてあやすのは意外と大変でした。
10分くらいで乾いてきたので、先生にチェックしてもらって乾いたら終了です。
◆BCG接種後の注意点
壁にBCG接種後の「コッホ現象」というものについての張り紙がしてありました。
BCGの針の後は接種後10日前後たたないと見えてこないそうです。しかし、極稀に接種部位が10日前に変化することがあって、それを「コッホ現象」と呼ぶそうで、変化に気がついたらBCGを受けた病院に行ったほうが良いそうです。
通常、4週間ごろに赤く化膿してくるそうですが、これは免疫がついたことによる正常な反応なので、心配はいらないそうです。
当日の入浴も問題ないとのことでした。
◆意外と機嫌が良い
病院の後に奥さんの実家に寄りました。機嫌が悪いかとおもいきや、おじいちゃんやおばあちゃんに抱っこされて笑っていました。
しかも、その後よく昼寝していましたし。
意外と機嫌がよかったです。
しかし、寝付きが悪く寝かしつけてから30分後に起きるということを3回くり返しました。もしかしたら注射の悪夢でも見てうなされたのでしょうか。
でも、これは子どものためです。病気にかからないようになってもらうためには、泣いても注射を受けさせるのが親の役目なんですね。