子どもが生まれた頃はいろいろと読みあさっていた育児書も最近は読むことが減りました。
それは、育児に関する疑問が解決されて、育児への不安がだんだんとなくなってきたことと、我が家の育児方針がなんとなく決まってきたからだと思います。
◆育児方法への不安の解消
子どもが生まれたばかりの頃はミルクの量や寝かしつけの方法、おむつ替えについて、お風呂の入れ方などなど知らないことばかりだったので、調べることが多く育児書をたくさん読んで勉強しましたが、そのおかげで育児方法についてわかり、さらに毎日育児をすることでだんだんと慣れてきて不安がなくなってきました。
そして、子どもが成長するに従って育児について新しく覚えることも減ったので、だんだんと調べることが減ってきました。
◆育児方針への不安の解消
引きこもりの子や暴れる子どもなどの話を聞くたびに子どもの育て方について考えます。
どうやって育てれば自分で考えて生きていけるようになるのか、そのために何冊も育児本を読んだり、いろんな人や親に聞いたりしましたが、夫婦でお互いに考えたことを話しあったりしているうちにだんだんと我が家の育児方針が固まってきました。
育児について大切なことは最終的には育児は終わるということを知ること。そして、育児の終了は子どもが自立することだという結論になりました。
自立とは、自分で考え、行動し、世の中を生きていけるようにすることです。そして、育児は子どもがそのように生きていけるまでを親がサポートすることが大切だとわかりました。
育児は終わらせるものだと考えておかないと、親がさみしいときに子どもを手元におきたくなってしまい、そうなると子どもの自立を阻んでしまう恐れがあると思います。夫婦の仲が悪かったりすると、子どもに依存してしまうかもしれないので、そこも気をつけないといけないと思いました。
育児の目的が子どもの自立ということが明確になってから、小さい育児方針などの決断が早くなりました。子どもが自立するためには、親は子どものサポートで、子どもが失敗を恐れずに挑戦することを助けてあげるようになりました。
育児の方法がわかり、育児方針が明確になってきてからだんだんと育児書を読まなくなってきました。
しかし、育児書にはいろいろと助けられて、勉強になることが多かったです。そして、早いうちにたくさん読んでおいてよかったと思います。
これからも良さそうな本があれば、少しずつ読んでいくつもりです。