正月に実家に帰ったときに親戚の家に子どもが生まれたあいさつで行ってきたのですが、その家は3人兄弟でさらにその子どもたちが3人ずつ子どもを作る予定で、最終的には合計で9人。現在は7人います。
みんなが3人ずつ子どもを作れば日本の少子化問題が解決するのかなぁ〜なんて漠然と考えて、ちょっと少子化問題について考えてみました。
◆多いところは多い
少子化と言われていますが、周りを見ると子どもが多いところは多い感じです。子どもが3人いる家庭もいくつも知っています。しかも、一人っ子というところは余り見かけません。
それでも多くは二人兄弟ですし、さらには結婚しない人も増えています。
人口を増やそうと考えるのであれば、二人が3人以上子どもを作らないとダメですが、やっぱり現状それ以下の数でしょう。
◆移民政策に反対
人口を増やすための手段として移民政策がありますが、個人的には移民政策は反対です。移民をすれば手っ取り早く人口は増えますが、急に外国から来た人たちは日本の文化や慣習を身につけていない場合も多いでしょうし、そもそも日本について興味があって日本に来る場合よりも、仕事のために来る人が多いでしょう。そういった人たちは街に溶け込むよりも同じ国出身者の人で固まって暮らし、その地域に自分たちに国の文化や慣習を持ち込んで生活します。
そうなれば人口は増えても日本のが日本であるための文化などの大切なものはどんどん薄まってなくなってしまいます。
そういったことに対する話がぜんぜんされないままに移民政策を唱える政治家はどうかと思います。
移民で人口を増やしても、それは数字上だけのことで、日本の文化や風習を理解したまたは理解しようとする日本人ではないでしょう。移民が増えすぎれば人口が減少するよりも早く日本の文化が無くなってしまうかもしれません。箱だけあって中身が空っぽの国になってしまうような気がします。
ただ安い労働力を得るため、人口を増やすためだけの移民政策は反対です。
◆やっぱり出生率を上げる
根本的な解決策はやっぱり出生率を上げることだと思います。結婚を促し、出産を促すような政策が必要でしょう。でも、それってやっぱり難しい問題ですよね。周りには結婚したいけどできないという人が大勢いますし。
こういうのは政策で交付金を配ってなんとかするより、意識を替えることが大切だと思いますし、どうしたらいいかわからないことはまずちょっとしたことでも始めた方が良いかと思います。
そういう意味では地方自治体が主体で行う婚活パーティーとかって意外と良いのではないかと思ってます。
◆養育費は大学の学費が一番高くなる
結婚して子どもが生まれて今後のことを考えていったら、一番お金がかかるのが大学の学費でした。これが無料になれば我が家でも3人を考えたいくらいです。
子どもを産むのに気になる障害のひとつになるので、もう少し大学の奨学金制度の拡充を検討してくれたら親としてはうれしいです。
たくさんある大学の中から競争力のない大学をどんどん閉鎖して、その分のお金を学費の補助に当ててもらいたいです。個人的には誰でも入れる大学って大学としての価値がないと思っていますし。
◆そもそも人口減少ってダメなの?
そもそも人口減少ってダメなんでしょうか?
人口が減少することにより日本から優秀な人材が減り、国際競争力が減るという話もありますが、そもそも国が今後の日本が何を優先するのかというグランドデザインが描けていないような気がします。人口が多ければ何でもかんでも手を出して、すべてにおいてトップを目指すということを考えても良いかと思いますが、それができないのであれば取捨選択するしかないので、そういった国づくりをしていけば問題ないではないでしょうか?
世の中が大きく変わる時代を生き抜かないといけない子どものために、生き残り方を教えるような育児をしていこうと考えています。