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【おすすめ育児本】「こどもの気持ちがわからないときに読む本」杉山由美子

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 最近、「赤ちゃんとのおしゃべりBOOK」「場面別に楽しむ語りかけ」などの、子どもとのふれあいや、子どもの気持ちを理解してコミュニケーションを取る方法を勉強しているので、「子どもの気持ちがわからないときに読む本」というタイトルが気になって読んでみました。

 読んでみて気がついたのですが、この本は正確には「子どもの気持ちがわからないときに読む本を紹介する本」です。

 子どもとのありがちなシチュエーション別に、そのときに読み聞かせると良い絵本を紹介していて、言っても聞かない場合には絵本という手段があるということを気づかせてくれました。

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・「子どもの気持ちがわからないときに読む本」とは?

 この本の著者の杉山由美子さんは、1951年に静岡県で生まれた教育ジャーナリストです。早稲田大学を卒業後、「マダム」「日経ウーマン」の編集部に所属後、フリーランス・ライターとなり、おもに働く女性や教育等をテーマに取材しています。

この本の他にも教育、育児関係の本を執筆していて、数学オリンピックに出た子どもの母親を取材して書いた「数学オリンピック選手を育てた母親たち 」や「宇宙飛行士になった子どもたち どんな家庭でどう育てられたか? 」や「お金をかけずに「できる子」を育てる 」や「長男が危ない!―熱心な母親ほど要注意 」は気になるので、今後読んできたいと思いました。

 この「子どもの気持ちがわからないときに読む本」では、寝ることを安心させるための本や、トイレのことを教える本、小学校のことを教える本、下の子ができてさみしい上の子に読ませる本、感謝の気持ちを伝える本、友達と仲良くすることを教える本など、育児にありがちないろいろなシチュエーションごとに著者が自分の娘達に読み聞かせてきた絵本を紹介している本です。

 本の表紙の絵がなんとなく重そうなので、思い文体かと思いましたが、わかりやすくてとても読みやすい文章でした。

 

・ファースト絵本

 まだまだ早いかもしれないですが、うちは夫婦二人とも本が好きですし、そのことを知ってもらいたいと思っているので、まだまだ内容はわからないかも知れないですが、本というものに興味を持ってもらいたいと思い、そろそろ絵本を読んであげようかと思っています。

 色彩が豊かな方が赤ちゃんが興味を持ちやすいようなので、ブルーナの0歳からの本という本を読んであげようかと思っています。

 生後2ヶ月では本の内容は理解できないかもしれないですが、「お父さんとお母さんは本が好き」「本は面白い」というようなメッセージが伝われば良いと思います。

 

・寝ることに関する本

 うち子も寝てくれる時には機嫌よく寝てくれますが、寝ないときには大泣きして騒いで、寝るのを拒否しているように見えます。寝付きに関して悩んでいる親も多いと思います。

 寝付きに関する絵本も紹介していて、個人的には「かいじゅうたちのいることろ」という本を読んでみたいと思いました。

 映画にもなっている有名な絵本ですが、読んだことがありません。

 絵本を通じて、寝ることへの不安を取り除いてあげられれば良いですね。

 

・トイレに関する本

 トイレトレーニングに関する本や、うんちやおしっこについて教えてくれる本などがあり、実際に子どもにトイレを教えるときにはぜひ活用しようと思いました。

 この本で知ったのですが、最近は小学校のトイレが広くて家のトイレと違うから怖くて使えないという子どもがいるようです。しかも、そんな子どものための絵本もあるそうです。

 いろんな本があるんですね。

 

・勉強を楽しんでもらう

 勉強と聞くとなんだかイヤなイメージがありますが、最初に子どもに「勉強とは楽しいもの」と思ってもらえれば、自分から勉強していくのではないでしょうか。

 そういった視点で、はじめての言葉や算数を教える絵本が紹介されていました。興味を持ってくれるかどうかわかりませんが、まずは親子で楽しんで読もうと思います。

 

・上の子に読ませる本

 ぼくは次男ですし、うちはまだ1人しか子どもがいないので、上の子の気持ちはわかりませんが、子どもが二人いる友だちに聞くと、上の子が下の子をいじめることがあるそうです。

 しかし、これも絵本で弟や妹を可愛がるということを教えることができるそうです。ただし、上の子がスーパーな兄や姉で、下の子がだめだめなパターンという絵本が良いそうです。そういう絵本を読むことで、上の子が自分の使命を自覚させるようです。

 

・友達と仲良くするための本

 うちの奥さんは知っていましたが、この本でも紹介されている「となりのせきのますだくん」という本が良いそうです。となりの席のますだくんが意地悪で嫌いで学校に行きたくなかったのですが、実はますだくんは友達になりたかっただけで、それがうまく伝わらなかったということです。

 尾木ママの本でも「どうして友達となかよくしないといけないの?」という質問に対して、相手を理解してあげることの大切さが書かれていましたが、こういう絵本でそういったことを学んでくれると親としてはうれしいですね。自分で子どもに説明してあげようと思ってもなかなかむずかしそうですから。

 

・パパに関する絵本

 自分に子どもが出来て、自分たちの親である「おじいちゃん」や「おばあちゃん」の反応を見ていると、おばあちゃんは「また小さい子のお世話ができる」ということを喜んでいて、おじいちゃんは「また自分を頼ってくれる小さい子がいる」ことを喜んでいるような気がしました。

 自分も含め男ってプライドが高い生き物なので、自分を頼ってくれる存在はとてもうれしいのだと思いますが、この本に父親はいつかは批判され、乗り越えられる存在であり、父という権威への存在はすさまじいと書いてありました。

 ぼくも、自分の父親には感謝していますが、批判的に見ることの方が多いことに気が付きました。しかし、そんな父親にはなりたくないと思っていますが、具体的にはどうしたら良いかの回答はまだ出ていません。

 絵本を通じて父親について理解してもらうというのも、子どもとの良い関係をはかる上で良い方法なのかもしれません。

 

・おじいちゃんおばあちゃん

 ぼくは小さい頃おじいちゃん、おばあちゃんが大好きでした。なんとなく親より優しくて、自分のことを理解してくれる存在のような気がしていました。自分の子どもにもおじいちゃんおばあちゃんのことを好きになってもらいたいです。孫と仲良くなることで、親孝行もできるのかなという思いもあります。

 そのために、おじいちゃん、おばあちゃん関する絵本を読んであげようと思っています。

 

・学校に行き始めるときに読む本

 まだ生後2ヶ月ですが、最近、何かをするときに先に声をかけるようにしています。例えばお風呂に入れたときに「今からお湯かけるよ」とか、外に出かける時に「今から出かけるから準備しようね」など。

 事前に声をかけてあげると、なんとなく子どもも意識できるようで、落ち着いていることが多いです。大人でも、何かをするときには事前に聞いたり調べたりして情報を得ると思いますが、子どもも同じように事前に教えてあげると落ち着くのかなと思います。

 子どもが小学校に行く年齢になったら、絵本を読んで学校の楽しさを教えてあげたいと思います。

 

・まとめ

 子どもは大人からすると理解不能な行動をしたり、こちらの言っていることを理解しているのかどうかわからないときが多いです。しかし、言葉で説明しても自分自身言いたいことがうまく説明できないこともあると思います。

 そんなときには絵本に頼って、自分の代わりに説明してもらうのも良い方法だと思いました。

「こういうときにはこういう絵本が良い」ということを知っておくと、育児で困ったときに役立つのではないかと思います。 

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