子どもって本当によく泣きますね。赤ちゃんは泣くのが仕事とはよく言ったものです。確かにずっと泣いています。しかし、泣いてもかわいいです。
子どもが泣いているのあやしているときに、いろいろとなく理由について考えてみました。
・子どもは泣くしかない
子どもにとって、親に意思を伝える手段が「泣く」ことしかないと気が付きました。(何を当たり前のことを、と思うかも知れませんが、ご容赦くださいm(__)m)
手や足を使っても、相手に明確なサインを出すことはできないですし、話をして相手に何かを伝えることもできません。
顔の筋肉もうまく使えないので、表情で相手に物事を伝えることもできないです。
何かあったら泣くしかないんです。
そう思ったら、親は「泣く」理由を理解してあげないといけないなと感じました。
・泣くことがコミュニケーション
泣くことでしか意思を伝えることができないので、赤ちゃんにとって「泣く」ことは会話のようなものです。お腹がすいても泣く、寂しくても泣く、眠たくても泣く、体の調子が悪くても泣く、などなど。泣くことで自分の意思を伝えます。
最初、子どもが泣いた時に、すごくあわててしまいました。
それは、大人にとって「泣く」ということは、とても大変なことが起きていることを意味するので、子どもが泣いたら何か大変なことになったと思って慌てたからです。しかし、1ヶ月ちょっと子どもと向き合ってきて、子どもが泣くことは大人にとっての「会話」なのだと気が付きました。
何か訴えたいから「泣く」のであって、話しかけているようなものだと思ったら、慌てずに対応できるようになりました。
ちなみに、うちの子がものすごく泣いて、ぜんぜん泣き止まないときは母乳かミルクが足りないときです。大泣きしていて、一生懸命あやしてもぜんぜん泣き止まないときは、大抵、母乳かミルクが欲しいときでした。
眠たいときでも、お腹がいっぱいであれば、一度大泣きしたあとに大体泣き止んで寝てくれます。なんとなくなく理由がわかってくると、子どもと会話ができてきたようで嬉しいですし、子どもをあやしていても楽しいです。
・おむつが濡れているから泣くわけじゃない
先日、おむつなし育児関係の本を2冊読んだのですが、実は子どもっておむつが濡れて気持ち悪くて泣くわけじゃなく、オシッコやウンチをする前に泣いて教えてくれるそうです。
そのことを知った時、なんだか世界が少し開けた気がしました。確かに、大泣きしたかと思えば、少し静かになって、そのあとウンチをすることもあります。そうやって、大人は気がついていないけど、赤ちゃんは赤ちゃんなりにがんばって親に伝えようとしてくれていたのだと思うと、「気がついてあげられなくてごめんね」という気持ちになります。
・泣き止ませに必死にならない
以前、泣き止みアプリというものを使ってみました。「妊娠34週目.3 すごい!泣き止みアプリの効果!おすすめです。」という記事で書いたのですが、友達の子どもに泣き止みアプリを使ってみたところものすごい効果で、すぐに泣き止んでしまいました。
しかし、うちの子に聞かせてもぜんぜん泣き止みませんでした。。。
他にも、体をバスタオルでくるんでみたり、いろいろと試行錯誤をしたのですが、泣き止まないときは、そんなことをやっても泣き止みません。
そこで気が付いたのですが、自分は泣き止ませることばかりに必死になって、子どもがなんで泣いているか理解しようとしていなかったです。
子どもは、親に必死になって伝えたいことがあるから泣くのであって、欲求がすべて満たされているときには泣きません。その欲求がなんだか理解しようとしないで、自分の都合で無理やり泣き止ませようとしていたことを反省しました。
・赤ちゃんは動けない
生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉を話すことができず、ジェスチャーを使うこともできず、歩くことも、寝返りをうつこともできません。もし、自分が自分で動くこともできず、口を抑えられ、泣くことしかできず、近くにいる人に頼って生きていかなければならないとしたら、不安でしょうし、泣くしか訴える方法がなければ、思いっきり泣いて、空腹を訴えたりすると思います。
そんな赤ちゃんの唯一のコミュニケーション手段が「泣く」ことなので、その「泣く」ことをちゃんと正面から理解してあげるということの大切さを感じました。