先日、保育園の親子参加に行った時に歯医者からの話があったのですが、内容はもちろん子どもの虫歯の話。
そこで、フッ素の話が出たので我が家でもフッ素を塗るかどうか検討していますが、本当にフッ素って塗っても大丈夫なのかということが心配になり、調べてみることにしました。
◆そもそもフッ素とは?
フッ素とは元々自然界にも存在するもので、フッ素単体では安定しないらしく大抵何かにくっついて「フッ素化合物」として存在するそうです。
ちなみに、お茶なんかにも含まれているそう。
身近でわかりやすいものだとフライパンのテフロン加工に使われているのもフッ素化合物です。テフロンとはアメリカのデュポン社の登録商標だったような気がします。
◆フッ素って安全?
正直、いろんな話が飛び交っていて、こちらについてはどちらとも言えない感じでした。
例えば、WHOは安全と言っているけど、ユニセフは違うと言っていたり。ただ、大量に摂取すると危険なのは事実みたいです。
お茶などに含まれているということは、ちょっとでも摂取したら何か起きるというものでは無いようですが、わざわざ子どもの口につけてしまうのはどうなんでしょう?
ナチスが収容所に収容したユダヤ人が逃げないように水にフッ素を入れたという記事もありましたが、だからと言ってフッ素がダメという話にもならないでしょう。量の問題もあるので。
◆歯医者はフッ素を勧めているけど?
今回話しを聞いた歯医者はフッ素を勧めていました。
しかし、歯医者は営利商売なので自分たちのサービスを勧めるのは当たり前。
フッ素の塗布は1,000円〜3,000円くらいでできるそうで、半年に1回くらいで継続して塗ると良いそうです。
◆はっきりしていること
まず、状況をまとめてみることにしました。
はっきりと言えることは、
・フッ素の大量摂取は体に危険
・どれだけの量が安全で、どれだけが危険かはわからない
・お茶などにも含まれている
・フッ素を歯に塗ると虫歯になりにくくなる
・ だけどフッ素を塗れば虫歯にならないわけじゃない
ということです。
「フッ素を塗れば虫歯にならないわけじゃない」というところがひっかります。
そうです。
結局は虫歯にならないようにするためには歯磨きをしっかりしたり、食生活を気をつける必要もあります。
◆まずはできることから
まずは、間食をしないことや夜寝る前に甘いモノを食べない、噛む回数を増やして唾液を出すなど、簡単にできることから改善していくほうが良いのではと思いました。
昔の人が今みたいに歯ブラシで丁寧に歯を磨かなくても簡単な歯のケアだけでよかったのは、甘いものがなかなか食べられなかったことや、硬いものを噛んで唾液がたくさん出ていたことなど、食生活に原因があったようです。
そう考えると子どもに甘いものを食べさせないというのは、家でできる簡単な虫歯の予防法の一つなんですね。