最近、昼間だけ布おむつに替えて、いま我が家は布おむつに興味津々です。
【生後2ヶ月.10】紙おむつを辞めて昼間だけ布おむつにした理由
【生後2ヶ月.11】紙おむつ、布おむつのメリット、デメリット
布おむつに関してまとめた本ってなかなか見つからなかったのですが、ついに布おむつに関する本を見つけました。
その名も「布おむつで育ててみよう」。
布おむつに関する情報、商品、種類、付け方、メンテナンスの方法、作り方、体験談などさまざまな布おむつに関する情報が載っていて大変参考になりました。
・「布おむつで育ててみよう」の内容
全部で5章に分かれていて、「布おむつの魅力」「布おむつを使ってみよう」「布おむつライフを楽しもう」「らくらくトイレトレーニング」「布おむつ育児体験記」なっています。
・布おむつの魅力
別の記事でも書きましたが、布おむつには布おむつのメリットがあります。この本にも同じような内容が書かれていました。
【生後2ヶ月.11】紙おむつ、布おむつのメリット、デメリット
現在我が家では、昼間だけ2週間布おむつにしていますが、子どもの反応がわかりやすく、ぐずっているときにおむつを交換して泣き止むと、子どもの気持ちを感じることができたみたいでうれしくなります。紙おむつのときは、なかった反応でした。
しかし、こちらの本でも書いてあるように布おむつは洗濯が多少面倒です。最近子どもの機嫌が良くなり、泣くのが減って、生活リズムも出来てきたので布おむつを導入することが出来ましたが、うちの奥さんが別の家の1歳未満の子どもを持つお母さんに布おむつの話をしたら、「考えられない」と言われたそうです。それぐらい、他の家は生活が大変なようです。
やっぱり紙おむつに比べると手間がかかるので、お母さんが主導しないとなかなか布おむつは使えないのかと思いました。
気のせいかも知れないですが、布おむつに替えたら、子どもの要求がより分かるようになって、機嫌も良くなってきた気がします。もしかしたら布おむつを導入して、子どもの機嫌が良くなって、生活が逆に楽になるのかもしれません。
我が家では使いやすいと聞いたので、成型おむつを買いました。そのほかにもサラシのおむつもありますが、個人的には折るのが面倒そうなので、成型おむつにしました。
ヤフオクなどで見れば使用済みや未使用の布おむつが出品されています。長続きするかどうかわからないのであれば、最初はヤフオクで買ってもいいと思います。
・布おむつを使ってみよう
こちらでは、布おむつのあて方、洗い方、洗剤について、などの紹介があります。紙おむつと違って勝手がわからない場合には、実際に使い方が細かく記載されているので便利です。布おむつって使っている人が少ないので、聞ける人がいないですから、こういった情報は役に立つと思います。
特に洗濯の仕方は勉強になりました。この著書は自然系の洗剤にこだわっていて、子どもの肌にやさしい重曹やクエン酸、酸素系漂白剤などが紹介されていて勉強になりました。おむつのつけ置きには重曹が良いそうです。
うちでは、使用済みのおむつは一旦、洗剤を溶かしたバケツに入れて、後で軽く洗ってからほかの洗濯物と一緒に洗っていますが、つけ置きのときに重曹を入れておくとしみや汚れが落ちやすくなるそうです。つけ置き用のバケツは蓋付きで売っていた100円ショップのものを使っています。
洗濯の方法など勉強になったので、参考にしながら自分なりの楽な方法を見つけていこうと思っています。
ぼくも奥さんと交代でうんちのついたおむつを洗いますが、以外と抵抗なく洗えました。なんか育児参加してるな〜って気分になります。
・布おむつライフを楽しもう
こちらでは、おむつカバーの作り方や、おむつの草木染め、使い古した浴衣をおむつに作り変える方法などが記載されています。ちょっとレベルが高い内容なので、布おむつにはまってしまった人以外は関係ないかも。
しかし、後半ではおむつなし育児やベビーサインのことも書かれているので、おむつはずしを勉強したい人には役に立つと思います。
実際、布おむつの方が紙おむつより子どもの生理的欲求に敏感になって、子どものタイミングがわかるので、おむつはずしがしやすいそうです。
裸育児という、子どもを裸にさせることについても書かれていて、たしかに裸にしたら子どもも気持ち良いのかな〜と思ったので、夏になったら試してみようと思いました。
・らくらくトイレトレーニング
こちらは、トイレトレーニングについて書かれている章です。別の本でも紹介されていたホーローおまるの使い方が載っていました。
「おむつなし育児 あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラルコミュニケーション」クリスティン・グロスロー
「赤ちゃんにおむつはいらない 失われた育児技法を求めて」三砂ちづる
ホーローおまるはいろんなところで紹介されていて、ネットで調べてみると結構使っている人がいるみたいです。なぜか店頭では全然見かけないのですが、、、なんででしょう?
・布おむつ育児体験記
最後に、80歳前後のおばあちゃん達の布おむつ育児体験の話しが載っています。昔は、古い着物をほどいて、布おむつに作りなおしていたところがほとんどのようです。
体験談を読んでいると、物がなかった時代ですが、その分、物を大切にして、心が豊かないい時代だったのだと思いました。
最後に、付録で手作りおむつカバー用の型紙がついていました。拡大コピーすればすぐに型紙として使えます。
・感想
おむつの種類、使い方、洗濯のところが一番参考になりました。そのためだけに買うのは勿体ないですが、これから布おむつを始めようと思っているけど、まったくわからないし、周りに聞く人もいないから一から勉強したいという方には良いかもしれません。
また、ナチュラル系素材の洗濯の方法などもあり、エコとか、ナチュラル系とかに興味がある方で、布おむつにちょっと興味があるという方にもおすすめです。
まあ、所詮おむつなので、おしっこやうんちが漏れないようにすれば良いので、とりあえずやってみて、後は自己流で改善していくのも良いかも。育児もだいたいそんな感じですよね。まずは、やってみて、つまずいたら勉強して改善してのくり返しで、今のところがんばっています。