我が家では生後2ヶ月から布おむつを始めました。生まれたばかりの頃はバタバタしていて、紙おむつしか考えられなかったのですが、生後2ヶ月頃になるとだんだんと余裕が出てきて、布おむつを始めようかという気持ちにもなってきました。
もともとは布おむつにまったく興味がなく、布おむつを使っているという話を聞くと「大変そうだな〜」くらいにしか思っていませんでした。しかし、おむつなし育児の本を読んで、紙おむつが人間の本来の機能である尿意のコントロールなどを弱めているということを知り、布おむつを使い始めました。
実際に使ってみると、ぜんぜん大変ではなく良いこともたくさんあることがわかりました。
布おむつに興味をもったのは2冊の本です。
・【おすすめ育児本】「おむつなし育児 あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラルコミュニケーション」クリスティン・グロスロー
・【おすすめ育児本】「赤ちゃんにおむつはいらない 失われた育児技法を求めて」三砂ちづる
2冊ともおむつなし育児の本です。最近の紙おむつ事情についても書かれていて、紙おむつをずっとしていると、尿意のコントロールなど本来持っている機能が鈍感になってしまうことで、近年おむつが外れる年齢がどんどん高くなってきているという問題も指摘していました。
いきなりおむつなし育児はハードルが高いという人は布おむつが良いということも書かれていて、布おむつはおしっこをすると、おむつの中が気持ち悪くなるため、貯めて出そうと思うようになるらしいです。
布おむつを始めるときにも本が役に立ちました。
こちらの本では布おむつの種類や選び方、洗濯の方法などが写真を使って分かりやすく説明されていて、何冊か読んだ布おむつの本の中で一番勉強になりました。
布おむつは西松屋で成形おむつというサラシではないものを購入しました。
成形おむつは、サラシのおむつに比べて乾きにくいですが、おむつをつけるときにたたんだりする必要がなく、おむつの装着が楽なので、うちはずっとこれを使っています。
そして、まずは昼間だけ布おむつを使ってみました。
・【生後2ヶ月.9】昼間だけ布おむつを始めてみました
・【生後2ヶ月.10】紙おむつを辞めて昼間だけ布おむつにした理由
結局、今でも昼間だけ家だけです。夜はおむつが濡れて起きてしまうのも嫌ですし、そのあたりはうまく紙おむつと併用すれば良いと思っています。
最初は、お試しのつもりで少しだけしか成型おむつを買わなかったのですが、今では30枚くらいあります。フリーマーケットなどで安く売っていたときに買いだめしておいたので、ストックのことを気にせず、濡れたらすぐに変えてあげることができるようになりました。
・【生後2ヶ月.20】アマゾンの激安ワンサイズおむつカバー(280円)を買ってみた
・【生後2ヶ月.5】安く育児グッズ買って節約するには「オフハウス」がおすすめ
洗濯も思ったより大変ではありませんでした。おしっこで濡れたおむつは、重曹を入れたバケツにつけておき、うんちで汚れたおむつは簡単に水ですすいで手洗いをして同じバケツにつけておきます。そして、つけおきの水を捨てあとは重曹を入れて一緒に他の洗濯物と洗っています。
かなり適当なので、もっとちゃんとしている人には怒られそうですが、あまり神経質にやると疲れてしまいますし。
布おむつにしてから重曹を多く使うようになりました。
・【生後5ヶ月.21】赤ちゃんのための重曹の使い方 紙おむつ、布おむつ
一度、3週間の下痢になってしまったときにおむつかぶれになってしまいました。
布おむつと紙おむつ、それぞれ長所、短所があるので必要な場面に応じて使い分けると良いと思います。
・【生後2ヶ月.11】紙おむつ、布おむつのメリット、デメリット
結果としては布おむつにして本当によかったと思います。お金も節約できますし、子どもの肌にも良さそうですし、かなりゴミが減りましたし、何よりおしっこするときに泣いたら教えてくれるので、しゃべることができない赤ちゃんとコミュニケーションがとれているようでうれしいです。
布おむつは夫婦で協力することが必要だと思います。うんちのついたおむつを洗うのには抵抗があるかもしれないですが、それも時間がたてば良い思い出になると思って、ぼくも洗っています。
一度やってしまうと慣れると思うので、渋っている人にはまず一回やってもらいましょう。
布おむつを使う秘訣は「神経質にならない」ことだと思います。多少のことは気にしない育児って楽しいですよ♪